日本人は、とってもラーメンが好き。
私もラーメン大好き人間の一人で、
見知らぬところへ行けば、御当地ラーメンを楽しんでいます。
これは、以前広島へ行った時のラーメン話です。
地元のコンビニにて、聞き込みしてラーメン情報を掴みました。
一番の人気店は、もう品切れしてるだろうという事で、
二番目に人気のお店に行く事になりました。
そこで待ちうけたラーメンとは…
まず注文を取りに来たおばちゃんが差し出してくれたのがこのコップ。
ん!? 何かが変というか、おしいというか、おかしい!?
口をつける所にふちが…
これってワン○ップ!?を思わせる蓋がついていた部分のなごりでないのか…
コップじゃなくて、カップですよね。
この演出には、驚かされました。
まさかこんな日が訪れるとは。
注文してからの待ち時間に店内を見回すと、
洗い終わったどんぶりらしきものをよく見ると…
ここから色々な推理が始まりました。
「どう考えてもプラスな考えは思いつかねぇ」
「もしも、あのどんぶりが自分の番に回ってきたらどおすんだ」
「指を入れて、へいお待ち! の時に、
指に負担がかからないためなのか?!」
こんなに注文後の時間に考えさせられたのは初めての体験。
「頼む、あれだけはやめてくれ」
そうこうしているうちに時間はあっという間に過ぎ去り、
ラーメンが現れた。
ドキドキしながら見てみると、
「ホッ、ガムテープ付いていなかった」
「日ごろの行いってだいじなんだよね」
ふつうのどんぶりにこんなに感謝したのははじめてです。
もうこれだけで、ハッピーな気分になれました。
どんなラーメンか食べてみると、
硬めの細めんにしっかりとした醤油ベースのスープ。
脂っぽすぎず、ほどよくこってりとしたスープは
知らず知らずに飲み干してしまうぐらいのものでした。
思いもよらぬ演出におどきの一杯をいただくことができるラーメン店でした。
紐のし屋
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