空手瓦ができるまで

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瓦割りに使う空手瓦ができるまでを紹介します。
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瓦は、淡路島の上質な土を100%使って出来ています。
土をコンベアーに乗せて、土練機という機械まで運んでいきます。
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これがその土練機です。
この機械は、土を機械の中で練り、
そして真空にするものです。
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こんな形にカットされて出てきます。
それをひたすら取って、台車へと積みこんでいきます。
このカットされたものは、荒地と呼ばれます。
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今度は、その荒地を、このプレスする機械でプレスする事により、
空手瓦の形にします。

これがプレスする様子です。
一枚、一枚金型に荒地を乗せての作業です。
この時大事なのが、金型に荒地がひっついてしまわないように、
油をつけた布で、一枚ずつ金型を綺麗にふき取ります。
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プレスしたら、乾燥台車に丁寧に載せていきます。
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乾燥台車に乗せて、一週間時間をかけてゆっくりと乾かします。
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乾燥しきったら、窯にいれるための棚へと積みこんで、
ほかの瓦達と一緒に窯に入れます。
そして、約一日かけてじっくりと焼き上げます。
最高時の温度は、およそ1000度にもなります。
まさに、瓦は焼き物なのです。
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一日かけて焼き上げたら、
今度は、さらにもう一日かけて温度をさましてから窯の蓋を開けます。
これが焼きあがった瓦です。
いぶし銀の輝きですよね。

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そして、綺麗にススをはらったら、はい完成。
立派な空手瓦の出来上がりです。
瓦を割る人が、その『一瞬』のために努力するように
私たちもその『一瞬』が最高の時間となるために
一生懸命瓦造りに取り組んでいます。
『一瞬』そんな最高のひと時間を味わってみませんか?
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